3a77f375.jpg

　きのうのクリスマスプレゼント　その２ に moo さんからコメントをいただきました。ありがとう。

1. Posted by moo    2005年12月27日 03:41
周さんこんばんは。

僕も犬好きなんですが、周さんのプレゼントは可愛いですねえ！
これは僕でも欲しくなります。

野良犬と友達になるのが私の夢です。
最近東京には野良犬が居なくて。。

話は飛びますが、私はのらくろも好きです。
のらくろ、今は絶版になってるんですよね。
第一巻から読んでみたいなと思っています。

　うーん、犬の好きな人とはよく話があいます。よくその方の犬に関する話を聞いて、また私もたくさんの犬の思い出を話すことができます。そして私は話すだけでなく、よく歩いているときなんかにたくさんの犬の思い出を頭に浮かべていますよ。
　その犬というのは、私に家で飼っていた犬ばかりでなく、あちこちの町でつき合いました野良犬のことも思い出しているのです。

　とくに私が大学５年になる直前に、別れることになってしまったシロのことはいつも目に浮かんできます。私は、大学４年の春の時期に、私の大学で対革マル戦争で逮捕された後輩たちの（とくに私の後輩には叛旗派の諸君が多かったのですが）救待で、もう連続的に自宅に帰らないで動いていました。もう埼玉県警の動きも活発でした。このときに、シロは偶然、我孫子の野犬狩りに捕まりました。シロはいつも野犬狩りには、絶対に捕まらない犬だったのですが、彼を狙った野犬狩りの動きに負けてしまいました。
　でも、シロはきっと私が助けにきてくれると信じていたはずです。でもあのころは携帯があるわけではないし、電話も私たち活動家群の下宿なんかにはありません。しばらくぶりに帰宅した私に母から伝えられたのが、このシロが捕まってしまったことでした。
　そのときに私のショックは、今も忘れられません。

　その後、私が大学５年の４月末に、もともと私は北浦和に下宿したい旨を父と母に言っていたのですが、二人は、また学生運動の関係で、警戒しまして、それを止めていました。でも、このシロが捕まり殺されてしまったことで、私が我孫子に帰ってくるのはつらいのだろうということで、下宿するのを許してくれました。このことを、私に伝えてくれたのは、当時の私の彼女でした、彼女の自宅に私の母が電話してくれて、シロのことで、私が大変に悲しいのだろうからと、しばらく我孫子に帰ってこなくてもいいように、北浦和でのアパート暮しを認めてくれて、それを彼女に私に伝えてくれということだったのです。

　ああ、でも今思い出しても、悲しい思い出です。

　そうですね。私も「のらくろ」を読んでみたいです。

　写真は、昨日行きました「ヴィーナスフォート」の一番奧の教会です。でも私はこれがキリスト教の教会というよりは、ローマ帝国（あるいは共和国時代でもいい）の建物のように思えていました。私はローマが大好きですから、ここはもう驚くほど好きになりました空間です。