私はきょう仕事に出ていました。帰宅して、パソコンを開くと、ブルータスのぶるぶる日記にこの ちゃんとした大人になってね がありました。私は、livedoor Readerでたくさんのブログを見ていますので、ＲＳＳですぐに更新されたブログが判るわけです。
このブルータスのＵＰを読んでいまして、ブルータスのやったことには、まったく異議ないのですが、私は親として、ただただ心配です。相手は、体格のいい訳の判らない高校生なんでしょうからね。
職員室から４階に上がるとき、ふと外を見ると、高校生が３人たむろってる。手にはファンタ２?とお菓子大量。プリッツの空いた袋が下に転がって風に飛ばされそう。外に出て、何も言わずその袋を拾った。「いやいやこの子達のごみじゃないかもしれないしね・・・」と思った。
しばらくして職員室に下りて来るとき、もう一度その子達を見た。ガムのごみを普通に下にぽいぽい捨ててる。頭に来た。ずんずん近づいていってごみを拾った。そして、「ごみ捨てないでくれる？」「はあ？」って感じだったので「このガムだよ、誰が食ったんだよ？」って言ってやった。すると「おまえだろ〜」って一人の子が言う。「俺かな？」だって。そんなの自分でやったことくらいわかるだろっつーの。ごまかしてどうすんのか？、みっともない。
手を差し出したのでごみを渡した。「あのね、ごみは捨てちゃいけないんだよ。社会に出る上で、とても大切なことだよ？大人になるのに大切なことなんだよ？」と、言った。彼らは反省した様子もなく、「はあ・・」って感じ。謝りもしない。
ブルータスのそのときの気持がよく判ります。そして私も同じことをやったでしょう。でも正しいことだけど、やっぱり私は心配になります。もう私はやっぱりただの心配性の父親です。あんなに小さかったブルータスが教師として頑張っているのは判るんですが、でもでも心配です。
こういうのってかなり勇気いる。頭にきてたから思いきって言ったけど、職員室に戻ってからも手が震えた。そのあと、高校生たちが帰っていくのが見えた。見てみたら、近くの池にたくさんガムのごみが浮かんでた。そのごみを食べようとする鯉たち。他の先生と一緒に全部とった。掃除した。
このエピソードは必ず、子どもたちに話そう。あ〜ゆう大人にはなってほしくない。ごみを捨てれば消えてなくなるとでも思っているのだろうか？私は月曜日の朝にいつもごみを拾って歩く教頭の姿を見ている。その姿を、彼らは想像することはできないのだろう。
うん、ぜひ生徒たちに話してほしいです。どんなに、こういう行為がみっともない、ひどい行為なのかを生徒たちに知ってほしいし、同じ気持になってほしいと思います。
自分の行動に責任をもてない人間はかっこ悪いと私は思う。
子どもたち、ちゃんとした大人になってね。他人に迷惑をかけるような生き方をしないでね。たった一人のためでもいい、人のためになる生き方をしてほしい。そう願う。
本当に、そういう人間は格好悪いです。絶対に駄目な人間です。
私は今、通勤で仕事であちこち歩いていて、「本当に街が綺麗になったなあ」と感じています。それは街をいつも掃除してくれている人がいるからです。この今王子の街でも、朝道を掃除してくれている人がいます（それはもちろん、自分の家のそばなんだろうけれど）。だから街が綺麗になっているのです。
だが、ときどきひどく汚れた街があります。典型的には、道に煙草の吸い殻が散乱している街があるものです。これは本当に嫌になります。
我孫子の私たちの自宅のすぐそばで、いつも自分の会社の周りを掃除している姿を私はよく見ていました。うちのすぐそばの染谷観光の社長さんとその社員の方々がいつも毎朝、自分の会社の周囲を掃除されています。
私はいつも感謝して、かつ感心しています。ああ、でもあそこの旅行社で旅に行きたいものです。
またそのうちにブルータスのクラスの授業参観にいきます。私は喋ったり、派手に動き回らないから、それなら、先生の親だとは判らないよ。運動会もいきますよ。
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