私の「自分の行動に責任をもてない人間はかっこ悪い」に たまさんという方から次のようなコメントをいただきました。
1. Posted by たま 2006年07月15日 12:36
お父さんの心配な気持ちは、解ります。いけない事を注意するのは、とてもいい事ですが、言い方が良くない。相手を怒らせる言い方をしても、逆効果になる可能性が大きいし、なにされるか解りません。女性の場合、やさしく注意するしかない・・
まず、コメントをありがとうございます。
だだし、コメントの内容には、私は異議があります。そもそも、今はこうした高校生がいても、何も言わない、何も言えない大人が多いのです。そうした教員が多いのです。そういう事態の今を目にしていて、私は私の次女がこうした当たり前の注意をしてくれたことが嬉しいです。ただ、その言い方に対して、こういう言い方をされても、私は少しも納得できません。
それと、たまさんは、ここに始めてコメントされるのだと思いますが、普通はこうしたときには、まずは簡単にでも自己紹介をされるべきではないでしょうか。私はまったくあなたを知らないのですよ。あんまり愉快ではありません。
できたらあなたのブログなりを書いていただければ、リンクでそこを訪れることもできたのですが、それもなくて私は困ったものです。
だから自己紹介をしていただかないと、私はまったくあなたのことが判りません。だから、このコメントにどう応えていいのかも、ずいぶん悩みました。それでは、ここでの無茶ないけない高校生と同じではないでしょうか。
そのことを私は強く感じました。
写真は、長女の彼の扇子です。描いてある絵は鳥獣戯画です。
コメント
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でも、いい娘さんに育ちましたね。がんばって、うちの娘も優しい＆たくましく育っていくように努力します。でも、やっぱり心配です。厳しく言っても、やさしく言っても、いかに心に伝わるかが大事で、「あなたも、汚い事されたら、不快になるでしょう？」で、注意は終わると思います。感情に任せて怒るのは、良くないと思っています。
私は過去にも失敗してるので（バイト先でドリンクバーを勝手に飲んですっとぼけた男に対して、注意したら逆ギレされた）、なるべく怒らせるような言い方はしないよう気をつけようと思います。
私だって見て見ぬふりをすることはたくさんあります。この子達ならわかってくれるかもしれない、わからせてやりたいと思って、今回は注意しました。
でもこういうのって、自分の同年代の友達から「おいおいポイ捨てはやめようぜ〜」とかさらっと注意されるのが一番効くんですよね。彼らの周りにそういう若い子がいないのが残念です。
あと、父さん、私のページにも正体明かさずに書き込みされる方はけっこういます。でも父さんがこういう言い方すると、きっともう来てくれませんよ。自己紹介をしていただけるとありがたいです、でいいんじゃないでしょうか・・・。
私が注意して、ごみを自分で受け取って帰って行った。それだけでいいかな、と。私は「社会に出る上でこれは大切なことだよ」と眼を見て言った。恥をかかせようとか、怒らせようとか思ったわけではなく、あの時、私は彼らに本気でぶつかった気がします。
男だったらこれはやらなければいけないと私は思っています。
時に私は度が過ぎて、職を失う結果になったりするわけですが、どうにもここだけは譲れなかったりします。
仁侠映画で学んだ健さんや鶴田浩二の行動が、どうにも体から離れないようです。
でも、大先輩の周さんや、私よりずっと下の世代のブルータスさんがこういう思いを持っているということは、すごく嬉しく感じます。
お話に割り込むようですいません。
私も、ブルータスさんの行動は今どき素晴らしいと思いました。
そして、それが嬉しかった反面、親として心配になる周さんのお気持ちも伝わりました。
私も昨今の「見て見ぬ振りをする」風潮に常に腹を立てています。
私のブログは結構ふざけたブログですが、たまに真面目に、この「見て見ぬ振り」について語っています。
「見て見ぬ振り」イコール「大人の対応」という言い方をする人が嫌で嫌で仕方がないのです。
目の前にあるおかしな事にぶつかるのは正しいことだと思っています。
ただ、ぶるーたすさんのような若い女性がこれをしたと聞くと、私も心配になります。
でも行動としては実に立派だと思っています。
続く
しかし、これはこれから真剣に考えるべき問題であるように思います。
日本のように、文化的に（人種的にではありません）ほぼ単一の国でこの問題が何とかできないとなると、世界は暴力によって、自制を担保しなければならなくなってしまいます。
ただ、私の子供がブルータスさんと同じ行動をとろうとしたら、残念ながら、止めると思います。
男の方がかえって優しい言い方をしなければ、争いになりやすいかもしれません。
実は、注意をするといった事で争いにならないよう、その場をコントロールする事は難しい話です。
誰でも覚えがあると思いますが、人から何か言われて、あ、悪いなと思っても、素直に従える事は少ないのです。
この場合、ゴミですが、注意した結果、高校生たちはとぼけて逃げてしまったわけですが、これは、
１．そこを踏み込んで、力（暴力）で屈服させ、ゴミ拾いをさせる
２．相手が逃げないで、暴力でかかって来る。
という、極端な場合の中間の結果となったわけです。
そして、極端な場合は両方とも良くない結果なわけですから、とりあえず、しかたがない事として、良かったと思います。
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