94-05-01 02:33:07 ゴトです。流転のアップです
特別にこの文に対して、いいたいことがあるわけではありませんが、なにか少し書こうかなと思ったところです。
防衛支出が多いというなら、北朝鮮が多いと言えます。他にはサウジ、イラク、イスラエルでしょうか、数字だけ見ていても、中近東の緊迫した情勢がわかります。
これらの国々が、現代世界の危険なところのように思います。しかし、一度は国連軍に敗れたイラクとは違って、北朝鮮は怖い気がしてきます。
一時「インサイダー」でしたっけ、アメリカとソ連が利害を一致させていて、裏でつながっているというというたぐいの本が出ました。似たような本もいくつかあったと思います。
こうした世界のとらえ方は随分昔からありました。いわゆる民族派右翼、新右翼などといわれる連中がこのように主張していました。野村秋介さんも、「ＹＰ体制打倒！」などとスローガンに掲げていました。ＹＰとはヤルタポツダム体制ということです。戦後の世界は、米国とソ連がヤルタ・ポツダムで勝手に世界の支配構造を決めてしまったことへの抗議です。ここがひとつには、私たち新左翼とも一部にていたところでもありました。新左翼も、米国をはじめとする帝国主義勢力とソ連・中共のスターリン主義を打倒しようという主張がありました（だが、それはアメリカ帝国主義やソ連スターリン主義と闘うのが第１義的というのではなく、まずは日本帝国主義と闘うのが我々の使命と考えていた）。ポツダム自治会打倒なんて言葉もありました。
しかし、私はかつて存在したソ連がロシア・マルクス主義の輸出と、ソビエト・ロシアの防衛のために、日本共産党やベ平連の幹部などに資金を提供していたことを（いくつかの証言と状況証拠から）信じています。
もうこれは、事実です。日共はもう、もらったのは、野坂参三や袴田里見で、党はもらっていないということで、にげきろうとしています。ひどいものですね。歴史上の事実を塗り変えようとしているわけだ。ついでにいうと、社会党ももらっていました。ついでに、いまも北朝鮮から資金をもらっている連中がいます。いったい誰と、誰だろうか。
例えば、奴隷貿易について言えば、当時はアメリカも植民地でしたから、やっていたのは英国です。アフリカで奴隷商人の尖兵となっていた中にはアラブ人がいたと思います。そして、奴隷を輸出した側にはアフリカ人がいたと記憶しています。違う部族を輸出していたのです。
リヴィングストンの記録を読むと、アフリカで奴隷狩りを商売として元気にやっているアラビア人の姿がでてきます。そしてまたその手先になる同じ黒人の連中の姿も。いったいコーランの教えでは、同じイスラム教徒を奴隷にするのは禁じられているはずなのですが、ああした事実についてはどう弁明するのでしょうか。
こうした事実をもっとはっきりさせるべきだと思いますね。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。