ここの写真は、宮古島のシーサーです。私の長女おはぎの家にも入口の郵便ポストに、シーサーが置いてあります。
私はいつもこのおはぎの家のシーサーに、「雨に濡れちゃうから、可哀想だな」と思っていたのですが、すぐに「いやそうじゃない。シーサーは沖縄のいくつもの島で家の屋根の上にいるのだから、いつも雨なんか平気なんだ」と思ったものです。
それで、私のこのブログのサイドバーの「グーグル検索」で、「このブログ内を検索」にチェックを入れて検索しますと、もういくつものものが検索されます（他の語でも同じにいくつも検索されます）。その「シーサー」の検索で最初に該当するのが、以下なのです。
2011年08月11日シーサーと三線（2005.01.24）
まだこれを最初に書いていた（2005.01.24）は我孫子の家だったのですね。
ここの上の画像のシーサーを見て（これは「純と愛」でインターネット上に出てきたものです）、またいくつもの沖縄の島々を思い出していました。島尾敏雄さんと吉本（吉本隆明）さんを思い出していました。
以下の写真は、現在私の自宅の玄関におりますシーサーです。
１８日ブルータスの学校の授業参観がありました。それで、ちょうど社会科で沖縄をやるところだったのです。それで、ブルータスはこれを持って行きました。口を開けているのが雄で、閉じているのが雌です。それぞれの役割があるのです。
ブルータスは三線を持っていきました。安里屋ユンタを、みんなで唄おうということでした。「うまくみんな唄えるかな？」なんて不安もあったのですが、楽しく唄えたようです。ブルータスが習っているのは奄美の民謡ですが、沖縄の有名なこの民謡で、しかもごく一般に唄われている旋律と歌詞で唄うようにしたようです。それで私が夜帰る頃、この歌を練習する三線の音が聞えていたものでした。
またこのとき参観された親御さんも、みな喜ばれてくれたようです。
この社会科の教師用の指導案を見ると、この沖縄のところでは、ブームの「島唄」を聞かせて、その歌の意味の内容（あの歌は、沖縄戦のひめゆり部隊の悲劇を思うことにより、宮沢和史さんが作られたものです）を考えさせるというような内容でした。
ブルータスはまた沖縄が大好きですから、きっといい授業になったろうと思います。
この写真の手前のシーサーはおはぎが一昨年作ったものです。
姪の長男の夏休みの宿題を教えていたときに、紙粘土が余ったので、もらって、その場で作ったものです。
ですから、上の「周の発言」の過去ＬＯＧのように、もう一組の赤い色のシーサーがありまして、今はさらにもう一つあるようです。でもその二つはおはぎの自宅にあります。やはりシーサーはその家を守ってくれるものですからね。
口を開けているのが雄で、家に幸せをよびこもうとしています。口を閉じているのが雌で、よびこんだ幸せを逃げていかないように口を結んでいるんです。
きっと生徒さんたちは、ずっとこのことを覚えていてくれるでしょう。