ジブリの森とポニョの海 宮崎駿と「崖の上のポニョ」
書 名 ジブリの森とポニョの海
宮崎駿と「崖の上のポニョ」
発 行 角川書店
定 価 １，２００円＋税
発行日 ２００８年８月８日初版発行
読了日 ２００８年８月２９日
私は、ナミちゃんが書いていました
http://blogs.yahoo.co.jp/namint7/43078998.html
絵本雑誌・月刊「MOE」//崖の上のポニョ♪
を手に入れるつもりで、昨日秋葉原のヨドバシカメラの上の書店に行きました。でも、もうそのときには、この雑誌の名前も忘れていますから、購入できません。困り果てた私は、この本を手に入れました。
そして電車の中と、その日見にいきました
http://shomon.livedoor.biz/archives/51492869.html
第５回ニューオリンズ・ジャズ・フェスティバルイン王子
のときに、この本を読み終わっていました。
私は電車の中で、この物語の宗介の顔を見て、そのしぐさの絵を見て、私の孫のポコ汰が妹のポニョを看ている顔を思いだし、涙を流していました。私は、「あ、いけねえ、ここは電車の中だ」と思い、前の席の人の顔を見直したものでした。
宗介はポニョのことをこれからもずっと守ると誓った。
ポニョは思いきり宗介のもとへ飛び込んでいく。
そうして、世界はもとのかたちへともどっていく。空と海はどこまでも青く、宗介とポニョを包み込む。
小さな魚のポニョは宗介と小さなキスを交わした。
すると宗介の前でポニョはみるみると女の子の姿となっていく。（２６ページ「恋のはじまり 物語の終了）
宮崎駿さんの言われていることは、どこでも頷いていましたが、今、ここでもおおいに頷きました。
……。そのうちに、あちこちで実現して、ごく普通の風景になりますよ。
映画でメッセージを込めたつもりでいると、突然、ある日のこと、古くさくなって、映画そのものも急に年老いてしまいます。（４５ページ）
思えば、こうした古くさいものを私たちは、いくつでも見せられているものです。
でも私はまだ映画を見ていないのです。早く見ないといけないですね。