石飛博光の ちょっと書いてみたい漢詩
クチコミを見る
書 名 ちょっと書いてみたい漢詩
著 者 石飛博光
発行所 小学館
定 価 １，６００円＋税
発行日 ２００９年６月５日初版第一刷発行
読了日 ２０１０年８月２１日
これは漢詩の解説書ではなく、墨での「書」の本です。私は習字は昔から苦手意識しかありませんでした。でもこれをただ、漢詩の世界からのみ見ていきまして、私もまた書も好きになれるのかなあ、と思いました。
でもでも無理でしょうね。私はただただ、パソコンでインターネットの世界に自分の思うことを書いていくだけです。
著者紹介
1941年、北海道に生まれる。60年より金子鴎亭に師事。64年、東京学芸大学卒業。 88年、89年、日展特選連続受賞。96年、04年、日展審査員。96年、04年、08年NHKテレビ「趣味悠々」の講師を務める。 現在、日展会員、全日本書道会理事長、毎日書道会理事、創玄書道会理事長。個展でも意欲的に作品を発表。 『石飛流 いきいき毛筆力ノート』（小学館）、臨書集『個展渉猟』10集＋別集（芸術新聞社）、 『ほっとする禅語70』（二玄社）、『石飛流書道の学び方』（NHK出版）他、著書多数。
目次
はじめに
春曉（孟浩然）
春夜（蘇軾）
萬安道中書事三首 其二（楊万里）
絶句二首 其二（杜甫）
清明（杜牧）
渡河北（王褒）
山行（杜牧）
豐年（詩経・周頌）
秋日（耿?）
峨眉山月歌（李白）
江雪（柳宗元）
望獄（杜甫）
敕勒歌（斛律金）
登岳陽樓（杜甫）
鹿柴（王維）
早發白帝城（李白）
帰園田居五首其一（陶淵明）
送元二使安西（王維）
澄邁驛通潮閣二首其二（蘇軾）
春江花月夜（部分）（張若虚）
勧酒（于武陵）
磧中作（岑参）
楓橋夜泊（張継）
出塞（王昌齢）
別董大（高適）
静夜思（李白）
六月二十七日望湖楼酔書五絶其一（蘇軾）
七歩詩（曹植）
芙蓉楼送辛漸（王昌齢）
過秦皇墓（王維）
己亥歳（曹松）
春望（杜甫）
半睡（韓?）
無題（李商隠）
垓下歌（項羽）
相思（王維）
飲酒二十首其五（部分）（陶淵明）
山中問答（李白）
客至（杜甫）
涼州詞（王翰）
代悲白頭翁（部分）（劉希夷）
漢詩作者紹介
全部で４１の漢詩が紹介されていますが、昨日ＵＰしました「２０１０年８月２２日のポメラ」に次のように書きましたように、
全部で４１の詩が紹介されています。その中で読んで行きまして、１３の詩を知りませんでした。今後、この私の知らなかった詩を私のブログで紹介していきます。
その１３の詩をあげてみます。いやこうしておけば、また読んで私が否応なく頭の中に記録することができます。いや今見てみて、あと３つの詩も知っていたのでしたが、私の頭の中に記憶していないのでは話になりません。
萬安道中書事三首 其二（楊万里）
渡河北（王褒）
秋日（耿?）
望獄（杜甫）
春江花月夜（部分）（張若虚）
磧中作（岑参）
出塞（王昌齢）
芙蓉楼送辛漸（王昌齢）
過秦皇墓（王維）
半睡（韓?）
無題（李商隠）
相思（王維）
客至（杜甫）
しかし、漢詩もこれだけ知らないとなると恥ずかしいものです。でも今後また覚えていきましょう。
