この２４日は、午後４時に出かけました。最初２１日の私の採血の結果を医院に聞きに行きました。長女は、「『もうあと余命半年です』なんて言われたらどうする？」と言っていて、私は「半年なら仕方ないから、腹いっぱり飲んでいく」と応えていたものでした。
そのあと薬局により、薬をもらって、散歩を開始しだしました。午後４時１５分に歩き始めました。きょうは、足立区新田まで行きまして、そこの風景を少しみて終わろうと考えていました。
とにかくまずは、隅田川にかかる新田橋を目指します。
その橋の直前で、最初の写真を撮りました。この上の花の写真です。
このしんでんばしの上で、私は友人にケータイで話していました。実は、今朝電話して、そしてそのあと返事をもらっていたのですが、そのときには気がついていなかったのです。
娘さんの企画演出する演劇を２６日に見に行くことを伝えました。かつ、今は、足立区新田に入るところだと伝えたのです。
この「新田橋」を渡って、私はこの散歩を終わりにするつもいでいたのですが、
もう少し歩きたくなりました。ここの高校を見ていて、となりのコートにテニスをする生徒さんが大勢しました。「あっ、新田でもテニスするんだ」と思ったものです。
そこで、この新田生まれの私の友人にケータイしました。「テニスをするような意外なナウいこともしているところだ」と伝えたのです。
でもその友人と話しているうちに、もう少し歩きたくなりました。
この古い煙突のある工場を見て歩いていました。こんなとこが東京の足立区新田なのですね。
でもあるところで、「新田牛久」という言葉を見つけました。驚きです。牛久とは私が生まれた茨城県佐貫にある沼の名前です。
それで、荒川まで歩こうと思いました。途中で、どこか商店街ないものかと思いましたが、あるにはあったのですが、どかか、あか抜けていません。
さきほどケータイで話
した友人のエッセイで、ここの地では、「もんじゃ焼き」のことを「ボッタ」と呼ぶことが書いてあったのでしたが、そんなお店も見当たらないのです。
しかし、このあかぬけない街は、新田なんだと、荒川の土手上から見ていたものでした。
やがて、新田小学校のところまで来ました。もう開校６０周年と書いてあります。ここらへんは、この新田の地は、新しいマンションも作られていますから、そこの新住民と、現地人の新田人も、この
学校では交わるのだな、でも新住民と原住民といっても肌の色が違うわけでも、新田弁があるわけじゃないから、すぐに交わってしまうのだろうな、なんて思っていました。
そうして、環７のわきを通ります。やがて、また隅田川を渡ります。やっと足立区から北区へ入ります。
そしてニトリで、きょうの「周の散歩」の終了にしました。わはこのニトリでトイレを借り、ついでに何かを買いたい思いでししたが、何もないのでした。
でもここからも自宅まではかなり距離があり、時間がかかりました。
永井荷風の詩です。浅草を愛した荷風を思います。 