１月１０日に「文教大学父母と教職員の会」の運営委員会がありました。そこで私が述べたことを書いておきます。
大学に八ガ岳寮という保養施設があります。なかなかいい寮でして、私はこの父母会で何度も行っています。
この寮は、文教大生や教職員、父母会のメンバーが使うわけですが、いい寮であり、清里にあるわけで、実に遊びにいくのにもいいところです。
でも私が言い続けたことがありました。ぜひこの寮に、パソコンを数台置いてインターネットを常時使えるようにしたら、より多くの人が使えるのではないかということです。ＡＤＳＬは無理なようですが、ＩＳＤＮなら設置できますから、それで常時接続にしておけば、いろいろな研修にも使えるでしょう。
それが昨年９月に父母教で行きましたところ、たしかにＩＳＤＮで常時接続されたパソコンが研修室とロビーに置いてありました。
私は早速使ってみました。私のノートでつないでみました。ハブでつなげば、私のノートでも自在に使えると思ったのです。
でもなんと、ここでは、ファイアウォールが設定してあるらしく、私のパソコンでは私のメールはとれません。その旨の説明も書いてありました。「ここでは、インターネットメールはとれません。どうしてもという場合は、ウェブメールを使ってください」というようなことでした。
間違いなく、ウィルスメールが混入するのを防ごうということなのでしょうが、これでは使いものになりません。私は毎日自分のホームページを更新するわけですが、この寮のＬＡＮにつないでも、自分のサーバーには入れないのです。だから、私は自分のホームページを更新するのに、結局は、auの携帯電話でつなぐということをしなければなりませんでした（ＰＨＳもつなげない山の場所なんです）。なんだか常時接続になっているのに、馬鹿げていますね。
ウイルスを恐れるのは判るのですが、それなら、使う人が簡単にファイアウォールを外せるようにもしておいてほしいものです。
もう文教大生や、私たち父母会がせっかく、あの寮を使って、パソコンやインターネットのことを少しは学びたいと考えても、これではできないのです。
今企業もどこでも即戦力になる学生を求めています。自分の大学で交付されたメールアドレスでも、自宅でのメールアドレスでも、この八ガ岳寮においても、popサーバーをちゃんと設定すれば見られることを、smtpサーバーのことを知れば、ここでも自分のメールアドレスで出せることなんかを知ってほしいのです。
自分のホームページを、ここでも更新できること、ウィルスメールをどうやって遮断するのかというようなことも、ここで学んでほしいのです。あのままでは、一切何もできないのです。
こういうことを私は述べたのですが、どう受け取ってくれたのかしら。
